災禍を狩る災禍
こんにちは、武中です。
所属する機関のミッションで、「崩れかけた戦線を建て直し、勝利に導け」という指令が下りました。なんてのかな、いまのぼくはある意味最強ですよ。失うものとかないし。仕事くらいしか、生きる理由がないし。
というわけで、戦地へ。戦力の大半を傭兵に依存するこの戦線に求められるのは強力なリーダーシップと、ここの戦場を点から線へ、線から面へとするための戦略および戦術の的確な構築と運用でした。
はっはっは、向いてないですねぇ。特に強力なリーダーシップなんて、これまで発揮したことはありません。でもまあ、ほかに指揮をとる人もいないので、とりあえずタクトを振ってみることにしました。
結果として、従来の流れからいうと時間的余裕がまったくない中にも関らず、特に戦線を混乱させることもなく、確実に目標をクリア。終わってみれば時間的制約をクリアしたことはもちろんのこと、戦果も十分にあげることができました。なんていうか、ぼくはこっちの方面ではそれなりに戦えるみたいです。とりあえず、最近気分が沈んでるから、自慢できるところ自慢しておかないと、ね。
ほぼほぼ決着がついたところで、「どんなマジックを使ったんですか?こんなにあっさりと勝負を決めるなんて」とか、「これまでと同一、いや同一以下の状況でこれほどの戦果をあげるなんて!」とか、「たったひとり、指揮官が変わっただけで、ここまで変わるとは…」と賞賛の雨あられ。なかでも、今回実働部隊として活躍してくれた女子は、「驚きです!今回、ホントに楽しく仕事ができました!」といってくれました。ちなみに、彼女は近々結婚するそうです。そう。それは、良かったね。
さて、次の戦場に向かうとしますか。出撃まで180秒。


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