災禍を狩る災禍

 こんにちは、武中です。

 所属する機関のミッションで、「崩れかけた戦線を建て直し、勝利に導け」という指令が下りました。なんてのかな、いまのぼくはある意味最強ですよ。失うものとかないし。仕事くらいしか、生きる理由がないし。
 というわけで、戦地へ。戦力の大半を傭兵に依存するこの戦線に求められるのは強力なリーダーシップと、ここの戦場を点から線へ、線から面へとするための戦略および戦術の的確な構築と運用でした。
 はっはっは、向いてないですねぇ。特に強力なリーダーシップなんて、これまで発揮したことはありません。でもまあ、ほかに指揮をとる人もいないので、とりあえずタクトを振ってみることにしました。
 結果として、従来の流れからいうと時間的余裕がまったくない中にも関らず、特に戦線を混乱させることもなく、確実に目標をクリア。終わってみれば時間的制約をクリアしたことはもちろんのこと、戦果も十分にあげることができました。なんていうか、ぼくはこっちの方面ではそれなりに戦えるみたいです。とりあえず、最近気分が沈んでるから、自慢できるところ自慢しておかないと、ね。
 ほぼほぼ決着がついたところで、「どんなマジックを使ったんですか?こんなにあっさりと勝負を決めるなんて」とか、「これまでと同一、いや同一以下の状況でこれほどの戦果をあげるなんて!」とか、「たったひとり、指揮官が変わっただけで、ここまで変わるとは…」と賞賛の雨あられ。なかでも、今回実働部隊として活躍してくれた女子は、「驚きです!今回、ホントに楽しく仕事ができました!」といってくれました。ちなみに、彼女は近々結婚するそうです。そう。それは、良かったね。

 さて、次の戦場に向かうとしますか。出撃まで180秒。

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光る汗、ただそれだけ。

 こんにちは、武中です。

 ことあるごとに所属する機関の上の人間が、「時に武中君、髪どこまで伸ばす気だね」とか「髪を切る、という選択肢はないのかね」というもんだから、うりゃってばっさり切ったのが春先のことでした。
 そのときは、普段いっている床屋は遠いので、近所の美容室に行くことにしました。そこで、ばっさりと切ったわけですが、ぼくとしてはまた伸ばそうかなと思っていたので、しばらくは会うこともありますまいて、とメルカッツ提督のセリフ風に思っていたりしたのですが、「そうですねぇ。次は、2ヵ月後くらいにきてもらえると、ちょうど切りごろだと思いますよ」といわれました。
 そりゃね、カットしてくれたお姉さんはかわいい方でしたが、ぼくとしては「ごめん、ぼくには好きな人がいるんだ。キミの気持ちには、応えられないよ」って感じで、そんな誘いは断るつもりでした。

 でもですね、なんていうかねぇ、今のぼくは髪切りたい気分になっているんですよね。不思議と。理由はわからないけど。なんででしょうね。
 というわけで、髪を切りに行くことにしました。あと、ついでに髪も染めようかと思ってます。なんかね、そうしたい気分だから。理由はわからないですが。なんででしょうね。

 夏。

 そう、夏だから。

 夏だから、切りたくなったんです。そうに違いありません。髪を切らないと暑いし、汗かくし、汗が目に入ったら、涙だって出るし。
 それはよくない、よくないですよ。うんうん。

 切ろう、さっさと切らなくちゃね。

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敗戦のスパイラル

 こんにちは、武中です。

 先日、数少ない知り合いの女子からメールがきました。

 「武中さんに紹介したい人がいるんだ」と。

 これは、小躍りすべきサプライズ。この僥倖に対し、ぼくは八百万の神に感謝すべきなのかもしれません。
 しかし、この過疎のブログをコンスタンスに見に来ている奇特な人なら、なんとなく察しはついているかもしれません。まったく、やだなぁ。たぶん、皆さんのほうがぼく以上にぼくに詳しい。
 このメールが届いたのは、前回更新した悲しみが事実として降りかかる3日前。頭の中で希望と絶望のアルマゲドンが勃発し、それでも不確定な未来に希望を託していた過去のぼく。

 「ぼくは、あえて死地に活路を見出すことにするよ。ごめん」
 「そう、それがあなたの選択というわけね。…幸運を!」

 ぼくは比較的可能性が感じられる選択肢を蹴り、あえて修羅を選択。そして、終末の刻。ぼくという世界は、馴染み深い絶望の夜を迎えることになるわけですが、それはまた別の話。

 しかし、うまくいかないもんですなぁ。

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減量報告

 こんにちは、武中です。

 なんか久しぶりにネガティブな気分になってきましたよ。うん。懐かしいね、この感じ。これです。これこそぼくの本領というやつです。
 ま、そんなこたぁどうでもいいんですがね。

 1カ月1キロの減量を半年。そして、落ちた体重を維持。それが、目標でした。
 少し迷いはありました。もういっそ、太っちゃえと。だいたい、めんどくさい。やせたところで何があるってんです。
 かつてのぼくは、けっこうウエイトコントロールが得意なタイプで、たとえ10キロ太っても、比較的容易に元に戻すことができました。しかし、それは毎日アホみたいに動き回っていた遠い日の昔のこと。いまは、1日の大半を椅子の上で過ごし、ろくに動きはしません。
 だから、試してみたかったのです。どの程度、落とせるのか。

 最初の1~2週間は、ほぼ変化なし。特に生活を変えたわけではないので、当然です。
 努力は嫌いですが、なにもやらないってのもなんですし、ちょいと本気になってみました。とりあえず、カロリー計算し、食事量をコントロール。
 そして、1~2週間後。目に見えて体重が落ちてきました。しかし、どうも1日中腹が減っています。これは、少しきつい。
 それから1カ月。カラダが最近の生活に適用し、胃も小さくなったようで、食べる量が減ってきました。半年間で達成するはずが実質1ヵ月半で達成。案外、ちょろいね。まあ、それにはひとつ大きな理由があるのですが、それはまた別の話。
 この時期、久しぶりにフットサルをしたのですが、軽い、めがっさ軽いにょろ!そりゃ、これまで数キロの錘をしょって走っていたわけですから、それがなくなりゃ軽く、そして速くなるのも必定です。
 久しぶりにあわせたチームメイトからも、「速っ。あわせずらっ」とのコメント。いや、マンガじゃあるまいし、そこまで速くはないと思うのですが…。
 とはいえ、走るときにブワっと感じる風の感覚。実際にはめちゃくちゃ速くなったわけではないのですが、急激に体重を落としたので、その変化の度合いを大きく感じることができたのだと思います。
 もっとも、体力に関してはガタ落ち。考えてみれば、脂肪はエネルギータンクでもあります。それを急激になくしたので、スピードと同じ理由で体力もまた落ちている実感が大きいわけです。
 ちなみに、別の話としていた大きな理由ですが、別にたいしたことじゃないんでついでに書きますが、あれだねフラれたよ、また。だから、まだまだいけますよ。ぼくは、まだまだ堕ちていきますよ。ダイエットなんて、楽勝ですよ。へへ。

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英雄の条件 転用篇

 こんにちは、武中です。

 前回、「英雄の条件 発動篇」を書きましたが、あの理論をちょっと応用してみました。時は、あのフットサルからしばらく経過したある日のことです。
 所属する機関である依頼を受けました。曰く、攻略対象に対してかろうじて攻撃をかけたものの、突破口とするには程遠い状態であること。また、攻略対象は、その攻撃自体にたいした注意を払っていないということ。このままでは、近く撤退を余儀なくされるということ。話だけ聞くと、少なくとも短期的な勝算はゼロに近い状況でした。

「おねがい、できませんか?」
「…予算は?」
「あまり…」

 これで依頼者がおっさんとかだったら、いいところ「戦線の維持に善処する」といった対応だったかもしれません。ですが、女子の願いを遂げるのが男子の本懐。ってなことを、フットサル場でも考えていたわけなので、この際実践してみることにしました。ぼくは、とりあえずニコリと笑いました。

「これまでのデータをもらえますか」
「えっ、は、はい」
「ちょっと、戦局を変えてみましょうか」
「じゃあ…」
「ええ、やりましょう」

 ここでアタマのなかのウエイトをミッションのクリアでもなく、ましてやおいしいカレーの作り方でもなく、ただただその期待に応えてあげたい、といった方向にシフト。「ふわふわと生きたい」という、ぼややん思考も封殺しました。
 条件的には最低でしたし、支援攻撃もなし。しかし、「MSの性能が戦力の決定的な差ではないことを!」って感じでこの戦いに挑んだわけですが、結果から言えば十分すぎる戦果をあげ、さらにそこを橋頭堡に敵地深くに浸透しました。もっともろくに戦力をかけていないので、戦線の収集には若干の苦労があるのですが、それはまた別の話。

 ちなみに、最近おっさんぞろいのチームで仕事するとあからさまにモチベーションが下がっているのですが、それもまた別の話。

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