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2007年10月

2007.10.31

VOL.633 英雄の一日

 こんにちは、武中新八です。

 先日、ひっそりと誕生日を迎えました。人類にとって記念すべきこの日は、奇しくも休日でありました。ぼくは、珍しく早起きをしました。ふふふ、小鳥さん、おはよう。
 ひとつノビをしたあと、今日のスケジュールを確認。…えーっと、特になし。うふふ、小鳥さん、おはよう。
 そういうわけなので、銀魂を見ることにしました。後の時代、21世紀を代表する偉人と呼ばれるはずのぼくが、30話ぶっつづけで銀魂を見るという現実。なんのために、ぼくは早起きしたのでしょうか。うふふ、小鳥さん、おやすみなさい。

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2007.10.29

VOL.632 ドッペルゲンガーっているんだね

 こんにちは、ニセ武中です。

 ぼくと比べてしまえば、英国紳士なんて裸で赤いバラを加えながらコサックダンスを踊る蛮人にも等しいわけです。ぼくはいついかなるときも、理性とともにあり、まず人前で乱れたりはしないわけです。いいかえれば、ノリが悪いわけですが、それをいうと本気でへこむ。正しいことほど、体に悪いもんはありませんなぁ。やれやれ。
 そんなある日の酒席。いつもどおりのむさ苦しいメンバーと、むさ苦しい会話を肴に、むさ苦しくビールをあおってました。

「しかし、あれだね。このメンバーじゃ盛り上がるものも盛り上がらないねぇ」
「君も、その要因のひとつだけどね」
「花がない。花が」
「まったくです。たまには、ぼくのテンションがあがるようなもてなしをしてほしいものです」
「この前、テンションあがってたよね」

 なにやらいわれなき、風評被害の予感。

「前回の飲み会に女子がいたのは覚えてるよね」
「もちろんです」
「覚えていることは」
「ぼくはいつもどおりの紳士的態度で彼女らに接していましたが、それがなにか」
「ここに一枚の写真がある」
「?」
「ここに君が写っている」
「なぜ、ぼくの写真を君が? ああ、ごめん。君の気持ちには答えられそうにないですから。そっちのケはないですし。女子の人のみ大好きですから」
「黙れ。そして、これを見ろ」
「なんですか。ストーカーの証拠物件ですか? なに犯人自ら提供してるんですか? 小粋なレストランのシェフじゃないんですから、自ら供さないでも…」
「いい笑顔だろ」
「…だ、だれですの、この殿方は?」

 そこにはどことなく気品のある好青年がだらしない…、どちょっとだけ夏の日差しに照らされてちょっぴり浮かれちゃってる感じの好青年が、女子の人とへらへらとした表情で写っています。
 かーっ、情けない。侍の国の日本男児がこうもちゃらちゃらとした…、あれれれ、ぼくに似てますね。
 他人の空似ってあるんですねぇ。

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2007.10.28

VOL.631 さらば、第630公園偵察部隊

 こんにちは、武中寿です。今回は、「VOL.630 第630後援偵察部隊、結成」の続きです。

 第630公園偵察部隊。後世の歴史家達から「ハーレム小隊」と呼ばれることとなる、ぼくと好男子たるぼくの友と女子隊員で構成された夢と希望の具現化存在。しかし、その栄光も長くは続かなかったのです。
 女子隊員保有率No.1となり、他部隊の羨望と憎悪を一手に引き受けたハーレム小隊でしたが、散策という名の園内見廻り中に他部隊の気配を感じました。

「林の向こうから声がするね、武中君」
「他の部隊のようだね」

 ぼくらは、歩みを止めることなく、声のする方へと向かいました。そして、林を抜けた先に、ついに彼らの姿を認めました。

「いるね」
「中に10人、外に7人ってところかな」
「…行くのかい」

 友と、そして夢と希望の女子隊員が心配そうな目で見つめてきます。ぼくは、微笑をたたえながらうなずきました。その視線の先には、バスケットコート。
 だって、ぼくの中の三井君がいうんです。「バスケットがしたいです」って。足がまだ本調子じゃないって言ったんだけど、「ぶっ潰す」とかって脅すんです。
 ぼくは、そこでハーレム小隊を抜け、湘北高校バスケ部脳内設定)に復帰することになりました。脳内の三井君は、髪を切ってしおらしくしてますが、脳内部員たちと打ち解けるにはまだ時間がかかるだろう、なんて脳内木暮副キャプテンもいってます。もう、なにがなんだか…。
 ちょうど、そのころ。バスケにでてる面子のひとりが、「疲れた。だれか変わって」といいました。ぼくは、ジャケットを脱ぎ捨て、「出ます」と一言残しコートに向かいました。
 「大丈夫なのか」。同僚の赤木(仮)が問いかけます。「この、天才に愚問を」と答えるぼく。キャラ設定が混線してますが、それは老化現象の一種。気にするな。
 そこで、無茶するほどバカではないので、ぼくは抑え目のプレイを心がけます。しかし、これがたまたま功をそうし、旅先ではめをはずし、テンション上がり目のメンバーのなかで唯一冷静にプレイするぼく。まるで、ベンチにいるときの藤間のよう。
 閑話休題。要約すれば、活躍しました。遊びだというのに、きちんとスクリーンアウトをし、ゴール下を完全に支配化におきました。
 そして、途中出場の利を活かし、他の連中がつかれきったところをみかけて一気に攻勢。ここで、懸命な読者諸兄ならば、「そろそろオチか、どんな失態をするのやら」と想像するでしょう。フフフ。高杉よ、みくびってもらっちゃこまるぜ。

「なんだか、武中さんて」
「ええ、なんてお上手なのかしら」 
「すばらしいわ」

 などという女子の声が聞こえるではないですか。見ると、ギャラリーが増えてる&なんか注目集めてますよ。はーはっはっは、センドーはオレが倒す!(いません)

 ヒザが痛ぇ。なんて脳内の三井がつぶやくのですが、なんか今回はファンタジー部門だけじゃなくて、ドキュメンタリー部門もそんなこといってます。

 これも空想と現実世界の区別がつかない、ってやつの一種ですかね。

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2007.10.27

VOL.630 第630公園偵察部隊、結成

 こんにちは、武中総司です。

 ぼくの所属するとある組織が、隊内の親睦とアルコールの強化訓練をかねて伊豆山中に山篭りすることとなりました。
 集合するや飲む。昼餉にも飲む。おやつにも飲む。夕餉にも飲む。夕餉後にも飲む。翌日にも飲む。この強化訓練中でぼくのアルコール耐性はグビグビっとアップしたことは間違いなしです。
 さて、その帰り。アルコールによって体内をこれでもかってくらい浄化した隊員を乗せたバスは昼餉を食らうために、とある公園内にあるリストランテに寄りました。もちろんそこでも、体内を浄化すべく、アルコール注入。なんてキレイ好きな集団なんでしょう。
 浄化が完了したぼくらは、ちょいと公園を散歩することに。その際、なんとなくいくつかのグループにわかれたわけですが、持つべきものは好男子の友。男はぼくとその友だけで、あとは女子。これこそが後世にその名を残す第630公園偵察部隊、通称ハーレム小隊の誕生です。銀河の歴史にまた1ページ。
 30分間の小散策。見るべきところなど、たいしてない風景。あたりさわりのない、どうでもよい会話。だが、悪くはない。悪くはないですねぇ、このひととき。ぼくは、今日という日を決して忘れません。
 見るべきところもないところを、和やかに30分間も満喫した我が小隊でしたが、林の向こうから他の部隊(男女比8:2)の鬨の声が聞こえました。さては、われらがハーレム小隊を妬み、彼らは叛徒と化したのでしょうか。しょせん、血塗られた道か…。
 ぼくらはその声の聞こえるほうへ、声も押し殺さず悠々と向かいました。林を抜けるとそこは…!

次回へ続く!

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