こんにちは、武中寿です。今回は、「VOL.630 第630後援偵察部隊、結成」の続きです。
第630公園偵察部隊。後世の歴史家達から「ハーレム小隊」と呼ばれることとなる、ぼくと好男子たるぼくの友と女子隊員で構成された夢と希望の具現化存在。しかし、その栄光も長くは続かなかったのです。
女子隊員保有率No.1となり、他部隊の羨望と憎悪を一手に引き受けたハーレム小隊でしたが、散策という名の園内見廻り中に他部隊の気配を感じました。
「林の向こうから声がするね、武中君」
「他の部隊のようだね」
ぼくらは、歩みを止めることなく、声のする方へと向かいました。そして、林を抜けた先に、ついに彼らの姿を認めました。
「いるね」
「中に10人、外に7人ってところかな」
「…行くのかい」
友と、そして夢と希望の女子隊員が心配そうな目で見つめてきます。ぼくは、微笑をたたえながらうなずきました。その視線の先には、バスケットコート。
だって、ぼくの中の三井君がいうんです。「バスケットがしたいです」って。足がまだ本調子じゃないって言ったんだけど、「ぶっ潰す」とかって脅すんです。
ぼくは、そこでハーレム小隊を抜け、湘北高校バスケ部脳内設定)に復帰することになりました。脳内の三井君は、髪を切ってしおらしくしてますが、脳内部員たちと打ち解けるにはまだ時間がかかるだろう、なんて脳内木暮副キャプテンもいってます。もう、なにがなんだか…。
ちょうど、そのころ。バスケにでてる面子のひとりが、「疲れた。だれか変わって」といいました。ぼくは、ジャケットを脱ぎ捨て、「出ます」と一言残しコートに向かいました。
「大丈夫なのか」。同僚の赤木(仮)が問いかけます。「この、天才に愚問を」と答えるぼく。キャラ設定が混線してますが、それは老化現象の一種。気にするな。
そこで、無茶するほどバカではないので、ぼくは抑え目のプレイを心がけます。しかし、これがたまたま功をそうし、旅先ではめをはずし、テンション上がり目のメンバーのなかで唯一冷静にプレイするぼく。まるで、ベンチにいるときの藤間のよう。
閑話休題。要約すれば、活躍しました。遊びだというのに、きちんとスクリーンアウトをし、ゴール下を完全に支配化におきました。
そして、途中出場の利を活かし、他の連中がつかれきったところをみかけて一気に攻勢。ここで、懸命な読者諸兄ならば、「そろそろオチか、どんな失態をするのやら」と想像するでしょう。フフフ。高杉よ、みくびってもらっちゃこまるぜ。
「なんだか、武中さんて」
「ええ、なんてお上手なのかしら」
「すばらしいわ」
などという女子の声が聞こえるではないですか。見ると、ギャラリーが増えてる&なんか注目集めてますよ。はーはっはっは、センドーはオレが倒す!(いません)
ヒザが痛ぇ。なんて脳内の三井がつぶやくのですが、なんか今回はファンタジー部門だけじゃなくて、ドキュメンタリー部門もそんなこといってます。
これも空想と現実世界の区別がつかない、ってやつの一種ですかね。
最近のコメント