VOL.675 神々の戦士達が集う地で
こんにちは、武中です。
先日、休日を会社で過ごしていたら、友人からメールが来ました。曰く、「暇か?」と。このとき生まれた殺意は、一般家庭半年分の電気代に匹敵するほどのエネルギーだったといわれています。
とはいえ、そろそろ仕事をあがろうとしていたので、「暇ではないが、話があるなら聞いてやる」とメールを出すと「話すことなどなにもない。男は黙ってちゃんこ鍋」と返信がきました。というわけで、ぼくは仕事終わりに自宅とは逆方向にある、両国へ向かいました。
ちゃんこを食うからって、ぼくの友人らはあんこ型ではありません。少なくとも両国という立地を考えれば、ぼくとユカイな仲間たちはガリガリといっても過言ではありますまいて。
総勢、3名。ぼくらは、とあるちゃんこ鍋屋に行きました。そして、鶏ちゃんこを頼みました。
とてもおいしい。ぼくはちゃんこ鍋が好きで、それは友人たちも同様でありました。すると、一人の友人が声高に叫びました。「おかわり!」と。ってなにを?
ちゃんこ鍋2杯目。ぼくは、鍋というものをおかわりしたのは、初めてです。自重しろ、いいおっさんが。
しかし、ぼくはビールが入ると覚醒します。胃の容量が2バーイ、2バーイになるのです。いつもは、この友人らの食いっぷりに遅れをとりますが、これなら十分に戦えます。三人は鍋の具をひたすら狩り続け、2杯目とは思えぬペースで、瞬く間に中身を胃に収納していきました。く、苦しい。
「なくなったか」
「ああ、そろそろ頃合だな。締めるか」
「こんだけ鍋食ってんだから、すでに締めるもなにもないだろう」
「おばちゃん、締めってなにがあるの?」
人の話を聞かない我が友人は、お店のおばちゃんに締めに何があるかをたずねます。すると、うどんとおじやの2種類があると答えました。
「じゃあ、両方ください」
締めに何を食べるか、というのは案外悩みところですが、友人にはそんな悩みなど微塵も存在しません。悩むなら、両方食っちゃえ、ほととぎす。両国は人の胃袋を狂わせる街ですなぁ。
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