VOL.692 なんかひとりではなかったみたい
こんにちは、武中です。
荻原浩の「愛しの座敷わらし」を読みました。すっごくざっくりとしたあらすじを言えば、冴えない中年のオッサンがおりまして、案の定家族からの評価もいまひとつ。転勤を機会に田舎の古民家を借り、大自然の中で家族のコミュニケーション強化大作戦を画策するのですが、本人の思惑とは別のところでこの作戦は成功。その秘密は、家に福を呼ぶという座敷わらし。彼らが引っ越してきた古民家には、その座敷わらしが棲んでいたのでした。
とまあ、ざっくりとしたあらましですが、ここにでてくる座敷わらしってのがとてもかわいい。「ふわわっ」って驚いているところなんて、筆舌に語り難しです。あえて語れば、ぽてまよとおじゃる丸とププ会の万永を足して、そこから邪気を抽出して純度の高いフワフワ成分を…、我が言葉ながら何書いてるんだかわかりませんが、つまりとてもかわいい。
さてさて、その「愛しの座敷わらし」のなかで、ファミレスにいくシーンがあるのですが、店員さんが5人家族なのに「6名様ですか」と尋ねるシーンがあります。主人公一家に座敷わらしもついてきてしまい、それが一瞬店員さんの目に映ったわけです。詳細は書きませんが、ここのくだりはとてもよいのですよ。うんうん。
そんなわけで、ぼくは中央線の中でステキな読書タイムを過ごしたわけです。読了とタイミングを同じくして、ぼくが隠れ住む荻窪駅に到着。時刻は23時。まだ、夕食を摂っておらず、自宅で自炊する気もすでになかったので、ひとりファミレスとしゃれ込むことにしました。さびしくない、全然さびしくないよ。
「いっらしゃいませ! タバコは吸われますか?」
「禁煙席でお願いします」
「えーっと、2名様ですね。では、こちらの…」
「あの、…1名ですけど」
「あれ、ホントですね。すみません」
後ろを振り返ってもだれもおらず、普通に考えれば人数を間違える要素はないわけです。うん、さびしくはないね。

コメント
nitaさま>
まだ、半分もあるんですか。
もう、いいよ、パトラッシュ。
投稿 武中 | 2008.05.27 23:05
貴殿もそろそろ人生の折り返し地点に迫っていると思います。
そろそろ色々とね考
投稿 nita | 2008.05.27 08:18